札幌駅北口地区は、1988年の鉄道高架が整備されるまで、鉄道によって南北市街地間の交通が分断されていたため、土地の有効活用が十分に行われていませんでした。札幌市は、1978年「札幌駅周辺地区整備構想」を策定し、札幌駅北口地区を高度利用地区に指定して再開発を進めることとしました。そして、当地区の冷暖房には、 新しいまちづくりにふさわしいクリーンで、安全かつ安定的な地域冷暖房を導入することが計画されました。 このための地域冷暖房の熱源は、都市ガスと電気を主体に、未利用エネルギーも利用することとして、札幌市を中心とした第三セクター株式会社札幌エネルギー供給公社が1986年に設立され、1989年から熱供給を開始しました。 供給地域は、主に札幌駅北口再開発地域で、7℃の冷水と80℃の温水をオフィスビル、商業施設、学校、融雪槽等に供給することにより、環境にやさしく、そして利便性の高い街づくりに貢献しています。 〒060-0807 北海道札幌市北区北7条西1丁目1番地2 |
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