(1) 冷熱供給における削減行動
冷熱製造は、高効率機器を優先して使用し、冬季は自然エネルギー(冷たい外気および雪冷熱)を
積極的に活用いたしました。
2023年度は、夏季の猛暑により、低効率冷凍機の運転割合が増え、CO2排出量原単位は、目標を
下回りました。
(現在の環境保全行動計画期間は、2021年度〜2023年度)
項目 | 2021年度実績 | 2022年度実績 | 2023年度実績 |
---|---|---|---|
冷熱供給量 (GJ) |
38,709 | 38,158 | 30,814 |
熱供給に伴うCO2
排出量合計 (t) |
1,572 | 1,484 | 1,356 |
熱供給に伴うCO2
排出量原単位 (t-CO2/GJ) |
0.04062 | 0.03889 | 0.0440 |
CO2排出量原単位基準値 (t-CO2/GJ) 排出量原単位 (t-CO2/GJ) |
0.0399 | 0.0399 | 0.0399 |
対基準値改善割合 (目標1%) |
-1.9% | 2.3% | -10.3 |
*本表の二酸化炭素排出量及び原単位は、「札幌市生活環境の確保に関する条例」に基づく算出値です。
(2) 設備更新、設備改造による削減行動
@ 2021年6月に、温水供給ポンプを耐熱型メカシールに改造し、機器冷却水ポンプの運転時間を減少
させることで二酸化炭素排出量(電気使用量)の削減を図りました。
A 2021年10月に特高変圧器3台を更新し、二酸化炭素排出量(電気使用量)の削減を図りました。
B 2022年6月にプラント内の給気ファン1台をインバーター制御に改造し、二酸化炭素排出量(電気
使用量)の削減を図りました。
(現在の環境保全行動計画期間は、2021年度〜2023年度)
項目 | 2021年度実績 | 2022年度実績 | 2023年度実績 |
---|---|---|---|
機器冷却水ポンプの運転時間削減によるCO2排出量 (t) |
36.0 | 23.3 | 25.4 |
CO2(t-CO2)排出量基準値 (t)/年 |
62.3 | 62.3 | 62.3 |
CO2(t-CO2)排出量削減率 | 42% | 63% | 59% |
プラント内電力量削減によるCO2排出量 (t) (特高変圧器更新、給気ファンインバーター化) |
310.7 | 260.66 | 263.2 |
---|---|---|---|
CO2(t-CO2)排出量基準値 (t)/年 |
336.1 | 336.1 | 336.1 |
CO2(t-CO2)排出量削減率 | 8% | 22% | 22% |
*本表の二酸化炭素排出量及び原単位は、「札幌市生活環境の確保に関する条例」に基づく算出値です。